Such a Lovely Place

確かめられた。真実であったと。
(´･ω｀･)ｴｯ?何をかと申せば古い親しき友人の経歴なのだが本当に
ビジネスワークでアメリカ等の海外生活があった事を。されど今回はさらりと受け流していた。
だけれども今はまだ、あの日を走馬灯の蘇らせていた。そうまるで男と女との関係にも近いのだろう。
だからでしょうか、私達の会話に第三者による冷やかしすら聞こえなかったのは。

そうした様子を見かねたのだろうか、空っぽになりかけてコップへビールを注ぎに来てくれる。女子だ
一気に緊張の輪が解き放たれる。のだが流石に疲れてきた。止め処なく話し続けられるものの最早足は
今やスティック状態へと変わりつつある。だがすると宴会ではお決まりの[?]ビンゴゲームを行う
らしい。一番最初の当選者の商品だけは会費以上の品物の用意がある。だが今やあたいの足は値を
上げる寸前だ。だけに配られたビンゴカードもまだ配られていない女子に手渡す。そこへ開始の合図を
聞く。すると私を含めてまだカードを持たない者を散見する。係りの者が慌てて配りに来てくれる。
少しいい感じ、なんかそんな気がした。

ルーレットは回された。隣ではビンゴの声が聞こえたかと思えばまた彼方からも。(´･ω｀･)ｴｯ?
おいらなんてまだ二つなのに、と愚痴っていると隣にいた女子からはそんなのが来るのよ、と
聞いた途端にビンゴの声だ。そいつは同じクラスだった品行方正でハンサム、そればかりか学業も
成績優秀者なのだ。認めよう君の底力を。
そこで諦めがつくや否や当方のカードも次から次へとプッシュ出来る。がもう既に数個は失せた。と
思ったなら私めもビンゴの雄たけびと共にまだ十二分に残された景品群を目の当たりにしていた。
迷わずデパートの包装紙でパッケージングされたそれを掴む。こういった類は軽くてコンパクトな
それに限る。だけにその場での開封までもが脳裏をかすめる。のだが反感は必至だろう。そうこの
場ではなるべく目立たない様にするのが適当と足の疲れも休ますかの如く控えめに振る舞う。これで
二次会への足への負担が減った、かの様だった。