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Such a Lovely Place [4U]

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国産ギターメーカーのその多さには驚く。信州に前からあるのは知っている。そして東京都内その近郊
にもひしめいている。また更には大阪神戸、九州にもあると聞く。アッそれと忘れてはならない東海
地方にも。すると知らぬ間にそれらの数本が手元に佇んでいるではないか。
以前にも申し上げたが一旦はギターを触る事すら止めていたにも関わらず年長者のモノから唆され
また使用所持する羽目に陥ったのだが今や明らかに彼よりも上位機種のみならずそれを操る
テクニックもまたグーンと引き離した、いや全盛期に多少は近づいたと一人悦に入っている。とは言え
AtelierZ(日本製)との出会いがあるまではまだまだへぼだったのだが。ところがこれと出会えた
途端にその世界は変わったのだ。そう日本人の手になじむのだ。そう誰に弾かせても高評価で
買値近くで譲ってくれとも懇願されたりもしていた。またその音質も形はストラトタイプであっても
太く響いたからだろう。私的にもネック側のピックアップポジションの音質を好ましく感じてはいたが
ブリッジ側が好きにはなれずいつの日か手放す時が訪れるのではなかろうかと思っていた。だがそれも
Oz Noy氏の利用するピックアップと同タイプへと付け替えで事なきを得るのだが、これも暫くすると
そのネックの太さがネックとなっていると気付く。から困ったものだ。そこでここは思い切って、
米国本場のそれへと手を伸ばそうと試奏を試みる。のだが有名ビルダーのそれでさえも引退を機に
作られたそれでしか気に入らなかった。だがそんな時代も何時日か途絶えミュージシャンオーダーの
それへと変わっていた。そこで目を付けたのがエリック・ジョンソンモデルだ。その彼もネックは
太めが好きらしく、彼が所有する数あるオールドギターにも同様の改良があったらしいと聞くからだ。
そうやはり喜ばすには太さが重要なのだ。何度も言うようだが私も長いお付き合いには太いのが
好い。

と言った訳で多くのギターリスト達が老舗ギターメーカーから離れていったのはこんな所にもその
要因があるのでしょうね。また残念なのは私の知る限り、作りの丁寧な日本製メーカーのネックの
太さなのだがエフェクター利用でその解消が図れる、と思っているのかしら。まあ演奏する楽曲も
変わっちゃったけど。伴奏には丁度いいかな。ギターロック復活の兆しを耳にするだけにまた変化が
見られるかしら。とは言えある経済アナリストが申すには今年の10,12月が山場らしい。きっと
それもこれもいまだとあるじんぶつのさじかげんひとつなのかしら。

ではどうかお気をつけて。有難うございました。
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