永久へと

新婦の母、父とビデオカメラを持つ兄、やっちゃんとその嫁が一列目に当然座る。
母方の姉であるのに加え、カメラを持つ手から三列目で新郎側席との間に走る
通路側の席を譲られる。式中の移動は禁止だけに、ありがたくその好意を受け入れる。
問題なのは、ズームレンズを持たないが為に、被写体へのアップに差し障りがあるぐらい
とだけ思っていたが、祭壇の背後、そのバックの多くはガラス窓であるのに加え
光までもが大量に差し込んでいる。さらには彼等が立つ直ぐ後ろは真っ白な壁で
天井に近い所から十字架が後光を伴いあった。
所謂逆光のオンパレードだ。一般的には露出をプラス側へ幾らか移動する術を採るが
十字架だけは飛ばしたくなく、±ゼロの位置へ止めた。

式が始まり撮影も進めば、オートフォーカスでの撮影を更に難しく感じる。
マニュアルフォーカスへ変更するが、背景に影響され見え辛く合わせ難くい。
それでもここぞとばかりに連写させるが、やっちゃんの時とは異なり、長く、長すぎる。
おめぇらええ加減にせえよ!と言いたくなるぐらいに。これならじっくり合わせて
一枚一枚撮影すればよかったと頻（しき）りに反省させられる。機転の利かないこのオタンコナスが?
残念、無念、堪忍してや。

こうして写真家としての役割が閉じられようとする、が、
続く宴の席で、ちょっぴり挽回をしたらしい。かな?
尚、この写真は多少ぼかしました。良しなに。

タグ：新婦 チャペル 新郎

コメント 3

xml_xsl様_ナイスをありがとうございます。
by EF135L (2009-04-28 13:42) 

タイムリーな記事です！実は明日友人の
挙式でカメラマンをやります、式を撮るのが
久しぶりなのでちょっと楽しみです！

ご質問の回答ですが万里の長城の終着
点になります。

Shin.

by shin (2009-04-28 13:59) 

shin様_ナイスをありがとうございます。
さらには回答をも頂いたいたのと同時に
少しでもお役に立てた記事だったと喜んでおります。

撮って撮って、撮りまくってください。因みに次回の日記へ書きますが
実は食うのに忙しく、これはと思う被写体以外は休止しておりました。
カメラマンとして出席ならば、二台をフルにご活用され、満足行く写真を差し上げてください。
ありがとうございました。健闘を祈ります。


by EF135L (2009-04-28 16:07)