さて既に季節は秋。日の暮れ方もそれを感じさせてくれている。日中でも赤みさえも感じる。故に

セミの鳴き声も絶頂を奏でる。まるでゆく夏を惜しむかのように。

さて私、Guitarで利用する弦の交換を体調不良も重なり、ここのところ怠ってきた。病み上がり

ながらもどうにか交換を行った。ならば思わぬ状態にたじろいだ。毎日の様に見ていたはずなのに。

5,6弦だけの弦高が相当低めなのだ。それだけに弦の振動をフレットが拾うのだ。耳障りに感じる。

アンプを通してたならばとも考えた。が、感触の悪さに加えてブリッジ高の均等化をも意味した。

Neckのねじれがそうさせていたのでしょう。すると見るからに普通に戻れた。二年近くもの月日を

費やしたが通常化できた。Neckがラッカー仕上げだったからであろうか、否それよりも切り倒した

直後の乾燥時間が大きく左右したと考えるが。その点において海外大手メーカーブランドには

敵わないのかもしれない。それにも増して好きな音が既に植え付けられていますから。

さてこのGuitarは購入後2年ほど経つ。手にした当初は大変に弾き易く手、指へのフィット感は抜群

だったと以前にもアップをした。尚その当時は長期に渡りブランクがあったもので尚更だった

のです。ところが慣れて始めたならば以前よりも上手くなったと自画自賛していたのです。時間が

経ち慣れ始めたならばそのNeckのみならず音質に対しても言うようになるのです。Neckへは

ボリューム感や弦間隔を。そこへシングルコイルの音質までも求めるのであれば、

ストラトキャスター以外には考えられないのだがマスタービルダーのそれでもお目当ての製品との

出会いはなかった。すると偶々訪れた行きつけの楽器屋で運命の出会いが待っていた。と

前にもアップをしたと思う。手のひらサイズは人並みでも指は細く白魚のような私には手に余る

とさえ思えたNeckだった。ところが実際に弾いたなら実に馴染む。まるでOrderでもしたかのよう

だった。弾き初めのGuitarがクラシック用だったその名残かしら。あの頃が走馬灯のように甦る

感覚だ。無理やり指を広げFのコードを抑えたあの日を。フレットがフラットであればある程

弾き易く感じる。そのおかげでTaylor製のアコースティックGuitarは華奢(きゃしゃ)な指の僕にも

ピッタシ。他社製品は触った程度で敷居を感じてしまうのです。悪しからず。

そうこうする間にAtelierZのGuitarNeckが遂に購入時の状態へと戻ってたのです。心の片隅に売却

手放そう等と過ったからでしょうか。もう二度と一生添え砥げますから、エッ?

と言った訳でではまた、

ありがとうございました。