見るからに壊れていた。それでも使い続けた。耐用年数は過ぎている。スイッチ等は剥がれている。その時だ

朗報が入る。電気屋へと急ぐ。相場は知らない。廉価製品であるなら二万円を切るかもしれない。それなら

10年以上に渡り使い続け壊れた掃除機と変わりはないであろう。だったならでも背に腹は代えられない。しかし

ふと値札を見たなら三万円を切った製品に目が止まる。前使用機種を買った値段と変わりない気がする。しかも

型遅れのお値打ち品までもが混在する。よってメーカー希望小売価格の45%引きぐらいだ。販売店側も

在庫処理を急いでいる感は否めない。よってそこからさらに1000円の値引きと会社で使っている掃除機の

紙フィルターをおまけで付けさせる。

見違えた。まるで拭き掃除をしたかのようだ。パワー回転ブラシ付きは凄い。最新機種前だからこそ

電気をふんだんに使うからであろうか。隅々まで吸い込んでいく。まるで部屋の中が化粧直しをしたみたいだ。

だからこそ、最新機種の発売時には節電等のセールストークに花が咲くであろう。

こんなに少ない電気使用量で以前と変わらず否それ以上に綺麗!

とかって言った風に。これにより、需要の回復が見込まれるとは考えにくいが、どんなもんであろうか。

それはそれとして、安くて良いモノが手に入れられる時代だ。ではまた、

ありがとうございました。